カテゴリー: 技術

  • Setting the Table 2025年12月3日

    金融庁
    スタートアップへの成長資金供給に関するラウンドテーブル

    スタートアップへの資金供給を支える各主体と政府がスタートアップへの資金供給へのそれぞれの取組について認識を共有するラウンドテーブルが開催されました。

    経済産業省
    金融庁
    日本プライベートエクイティ協会
    日本エンジェル投資家協会
    信託協会
    投資信託協会
    株式会社産業革新投資機構
    日本政策投資銀行
    日本経済団体連合会
    経済同友会
    新経済連盟
    スタートアップ協会
    スタートアップエコシステム協会
    日本公認会計士協会

    それぞれの資料が公表されています。

    各機関で立場は異なりますが、日本発のユニコーン、とくに社会課題の解決にインパクトを与えるようなディープテック企業の創出のために、シード、アーリー、ミドル、レイターそれぞれのステージに応じた長期的な資金提供体制を構築していくことが必要である点が共通しているように思います。

    多様な主体がスタートアップへ資金供給できるよう非上場企業の資金調達手段を増やすこと含めて、切り込んだ検討がなされています。

    エヌビディアのような企業が1社でも日本で誕生すれば、日本経済にも金融市場にも非常に大きなインパクトがあります。

    そのためには、ラピダスのような企業に大型の投資をすることも重要ですが、同時にスタートアップの母数を増やすことも大切であり、スタートアップが生まれやすい環境と、スタートアップの成長の芽を摘むのではなく伸ばす環境を作っていく必要があります。

    最近は大学発スタートアップが増えています。
    かつてのシリコンバレーのようにオープンな環境で闊達な意見交換をしながら面白いビジネルモデルを生み出す若い世代は着実に増えていると思います。

    スタートアップに資金供給をするエコシステムには、金融部門だけでなく、多様な産業からの企業や個人レベルでも参加する機会が与えられると思います。

    新NISAで資産形成を目的とした資金が個人から金融市場に流れ、全体として大きな金額となりました。
    スタートアップに流れる資金源は様々な場所に存在していると思います。
    金融の制度設計は大きな力を持ちますので、一筋縄にはいかないと思いますが、エコシステムの今後の動向に注目したいです。