私はこれまでに4社の企業にサラリーマンとしてお世話になりました。
自分が所属した企業の良さっていうのは、大抵、在職中ではなく、離職してから気づくもの。
直近で5年ちょっとお世話になった外資企業では、常に”Ask Questions”と言われました。実際に、どこへ言っても常に質問。社内でもたくさん質問されるし、質問されることを求められるし、Scrimmnageで質問をする訓練もします。
在職中は、「質問をすることで、こちらは相手のことをより良く知ることができ、相手も質問に答えることで、自分の頭が整理されていく」、くらいに理解していました。
今、経営者の方々とお仕事をさせていただくようになり、Ask Questionの本来の価値は、質問をすることではなく、「質問を作り出す」ことにある、ということにようやく気がつきました。
例えば、あなたが好きな食べ物は何ですか?という質問に対しては、カレーライスです、とか、ラーメンですという回答が得られます。そこからカレーライスが好きな理由は何ですか?という質問をしていくことで、徐々に本質的なニーズに迫っていくことができます。これが、昔理解していたAsk questionsの意味。つまり、Askに重きが置かれています。
立食パーティで初めてあった人との会話ならばこれで良いでしょう。しかし、例えば営業でアポイントとって訪問するときは、仮説に基づき問いを立てるための準備時間があります。
例えば、もし、相手がラーメンよりもカレーライスの方が好き、ということを事前に把握することができるようならば、事前にカレーライスのおいしい店をリサーチしておくことに価値があります。カレーライスはなぜ美味しいのかということを、考えて、自分なりの答えを探しておけば、共感しあえる関係性を築くことができるかも知れません。
事前準備をした上で、相手の心に迫る質問をすると、「この人はちょっと違うぞ」と思ってもらうことができます。これがAsk questionsの本来の意味。つまり、questionsに重きが置かれています。
相手にとって、より本質的な問いを投げかけることができれば、たくさんの会話をしなくても心が通じ合えるはずです。
その外資企業では一つひとつのイベントに意味がありました。その意味を考えて、お互いに質問をし合うことで、仲間同士の絆も築くことができました。
写真はベニス。ミーティングをする場所にも意味がありました。
どこへ行くにもまず、ボートに乗ります。ボートに乗って、景色を見ながらお互い会話をすることで、新しいものが生まれます。全員でいっせいにボートに乗って効率よく移動するためには段取りが重要です。全員で、ドラゴンボートレースをして、海の上で、世界中の仲間等とチームワークを高めました。
ベニスでのミーティングを企画したマーコムのチームは、きっとたくさんの問いを繰り返して、準備してくれたに違いないです。
