投稿者: Kouhaku@Table

  • Setting the Table 2025年7月7日

    Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO)
    世界13億人の若者の農業従事促進

    定職につかない人を表現する
    NEET
    (Not in Employment, Education, or Training)
    という表現は日本でも定着しました。

    このReportによると、
    世界の20%の若者が
    このNEETのカテゴリに属するようです。
    20歳から24歳のNEETの若者に
    職の機会を提供することで、
    世界のGDPを1.4パーセント、
    金額にして1.5兆ドル上昇させる
    とのこと。

    同時に、若者の54%が都市部に住んでいて、
    農業部門に従事することがキャリア形成の上で
    魅力的でない限りは、
    農業部門における人不足が進むこと、
    都市部の若者が農業部門に従事することになれば、
    非常に大きな投資機会になることを
    示しています。

    もちろんこの数字が
    日本にそのまま当てはまるわけでは
    ありませんが、
    近代化された農業に従事することが
    若者にとってより魅力的な体験となり
    キャリア形成にとって魅力的な選択肢になることが、
    日本における様々な課題を解決することは、
    同じ文脈で捉えることができると思います。

    日本でも農福連携
    など、様々な取り組みが行われています。
    このレポートから、
    農業部門に従事することが、
    若者のキャリア形成にとって
    魅力的となること、
    という視点も重要なことがわかります。