農林水産省
令和6年度食料自給率
令和6年度食料自給率は
カロリーベースで38%
生産額ベースで64%
摂取熱量ベースで46%
となっています。
食料の国内生産額 12.8兆円
食料の国内消費仕向額 20.1兆円
1人1日あたり国産供給熱量 860kcal
カロリーベースで見ると、
油脂類、小麦、でん粉、畜産物、大豆、果実、砂糖類は
国産供給熱量は3分の1以下です。
生産額ベースで見ると、
3分の1以下は小麦、大豆、でん粉であり、
畜産、果実は5割を上回っています。
畜産と果実については、価格が高くても
国産品が嗜好されているという見方もあると言えます。
小麦、大豆、でん粉に関しては
輸入品なしには消費を賄うことが
できないことは明らかと言えます。
1965年と比較して、
カロリーベースの食料自給率が
ほぼ半減しています。
諸外国のデータから、
アメリカやフランスはカロリーベースの自給率が
100%を上回っていて、
ドイツ、イギリス、イタリアも
5割を超えています。
このデータからも、日本の
カロリーベースの自給率38%
という数字の深刻さが分かります。
都道府県別に見ると、
東京、大阪、神奈川の自給率が極めて低い一方で、
北海道、東北、北関東、四国、九州の
自給率が高いです。
改めて、このデータからも
地方創生の重要さを感じます。
地方が元気になれば、
日本が元気になる。
食料自給率の向上は、
日本が元気になる上での
一つのメルクマールと言えるかも知れません。