Practice

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8月4日から6日までの3日間、奈良市消防局での応急手当普及員研修に参加してきました。

5月に受講した普通救命講習について、今度は受講者ではなく講師側になるための研修です。顧問先での研修に応急手当も必要だったので普及員になる必要があったのですが、3日間、合計24時間の研修は目的は別として、非常に学びと実りの多い内容でした。

普及救命講習は3時間。普及員になるための研修は24時間。

同じ内容について、学ぶ側は3時間で学ぶのに対して、教える側はその8倍の時間学ぶことを意味します。

なぜ8倍も時間が必要なのか?それが、「解る」と「できる」は違う、ということだと思います。

24時間の普及員研修では、とにかくPracticeが多い。それも多数の参加者の前で、提示されたシチュエーションに対して、その場で対応を考えて実践をしなければなりません。

Practiceと雖も、そして十分な知識を持っていたとしても、いざという時にはなかなか思った通りにはできない。

そのことを学んだ3日間でした。これって、応急手当だけでなく、すべてのことに当てはまると思います。

今回の3日間で学んだことのTake Awayです。

  • うまく伝えるための能力がなくても、しっかりと伝えようという「気持ち」があればその気持ちは相手に伝わる。伝える気持ちがなく、しゃべったことでよしと考えている場合は、そのことも相手に伝わる。
  • 受講者以上の知識を持っていることが大前提。受講者の中にはその分野に詳しい人がいる。そういった詳しい人に、自分よりも知識がないと思われたら、その受講者にとって有益な研修ではなくなる。
  • Practiceでも、本番と信じて、なりきることが有効。中途半端だと、教える側にとっても学ぶ側にとっても、得るものが少ない。
  • 周りの支援を具体的に要請する。「誰かが助けてくれる」は教える側にとってはタブー。誰に、何を依頼するか、明確であれば、依頼を受けた人は的確に動くことができる。明確でかつ裁量を与えるような指示ができれば、なおよい。

関西特有の、「とにかく面白くしよう」という、暗黙の呼吸感が大好きです。今回も参加者全員が、Practiceに全力で取り組みながらも、面白くしよう、とするところで息がぴったりなところに感動しました。

どうして、事前の打ち合わせもなしに、初めて会った人同士でこんな息がピッタリなコントのようなことがみんながみんなできるのか、いつも不思議ですが、私もそれができるようになりたいと、いつも思います。