今週日曜日には消防の訓練がありました。
ポンプとポンプを繋げて連携する訓練。
1回目はポンプ同士を繋げ、2回目は可搬式防火水槽を経由して連携しました。
山火事が起こった時は、ポンプの水は山を登っていかなければなりません。
ホースをつなげて伸ばしても、ポンプの水は山の斜面を昇ることはできません。
平地でもホースの連結は5本が限界。
水利は火災現場から遠く、一般的には麓にあります。
そのため、いざ山火事が発生すると、多数のポンプを接続して火災現場の直管まで水を送る必要があります。
連成計を見ながら水圧を調整します。接続するポンプが同じ水圧ならば良い、というわけではありません。斜面の下側のポンプと上側のポンプでは事情が異なります。水そのものにも重力がかかっています。無線で連絡を取り合いながら水圧を調整します。
今回は連成計を見ながらチームで連携する方法を学びました。どころが実際のところ、現場のメンバー全員がポンプの仕組みと、メンバー同士お互いの動きを理解していれば、連成計を見なくても、無線を使わなくても、多数のポンプをつなげて連携できるそうです。
今回の訓練のtake awayです。
- 道具はあくまで人間が使うものであること
- 複数の人間が、複数の道具を使うことで、より難しいことが達成できること
- 道具の機能以上に、それを使う人間同士の信頼関係が重要なこと
- 仲間を信じる、自分を信じるためには、時間が必要。
- 訓練、訓練、訓練
- 当たり前のように見えることほど難しい。当たり前に見えているということは、無駄がないということ。つまり、当たり前のように見えるものほど美しい。
写真は八ヶ岳を登山した時のものです。大木の根は、大きな石を持ち上げ、支える力を持ちます。その力とは何か?
時間は力だと思います。すぐに答えに辿りつかないこと。すぐに答えに辿り着こうとしないこと。それこそが、力の源だと思います。
