Setting the Table 2026年9月7日

農林水産省
農業界とスポーツ界との連携に関する勉強会のとりまとめ

日本の農業が直面している担い手の高齢化・減少や農村集落の機能低下・喪失に対して、「人」と「資金」を呼び込むためにさまざまな事業が進行しています。

一方でスポーツ界では、アスリートのセカンドキャリアという課題に対して、引退したアスリートやチームが農業界で活躍している事例があります。

そこで約1年前に、農林水産省の若手職員が中心となって、農業に取り組むアスリート達を応援する「アス→ノウ」プロジェクトが立ち上がりました。

そして令和8年9月4日、プロジェクトに関する勉強会のとりまとめが公表されました。

「農業Xスポーツ」の取組事例、就農支援情報、イベント開催情報を掲載する特設サイトの立ち上げや、イベントや農業体験の実施、ブランドロゴの活用など新しい取組が始まり、令和9年度以降はアワードの開催や、マッチング交流会も予定されているそうです。

アスリートの方は、様々なポテンシャルを秘めているので、その能力を農業に活用していただくことができれば、農業界にとってとても力強いと思います。

アワードのような概念があると、農業での活躍にも新たなモチベーションが加わり、もしかしたら技術ではなく、別の形でのイノベーションが起こるのではないかと感じます。

その中でも、この取りまとめに記載されている「地域農業ファン層の形成」はとてもユニークだと思います。

私も今年から農業に携わらせていただく機会が増えました。農業は確かに重労働で、夏など環境はとても過酷、草との戦いなど終わりが見えませんが、一仕事終えた時の達成感、収穫の喜び、農地で食べるおやつのおいしさなど、農業ならではの充実もたくさんあります。

人としての魅力とパワーがあるアスリートが、農業に取り組むことで、地域で取り組む農業のファン層は確かに広がり、いろんな形で、農業に関わる人の数が増えると、素敵だと思いました。