Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO)
世界13億人の若者の農業従事促進
定職につかない人を表現する
NEET
(Not in Employment, Education, or Training)
という表現は日本でも定着しました。
このReportによると、
世界の20%の若者が
このNEETのカテゴリに属するようです。
20歳から24歳のNEETの若者に
職の機会を提供することで、
世界のGDPを1.4パーセント、
金額にして1.5兆ドル上昇させる
とのこと。
同時に、若者の54%が都市部に住んでいて、
農業部門に従事することがキャリア形成の上で
魅力的でない限りは、
農業部門における人不足が進むこと、
都市部の若者が農業部門に従事することになれば、
非常に大きな投資機会になることを
示しています。
もちろんこの数字が
日本にそのまま当てはまるわけでは
ありませんが、
近代化された農業に従事することが
若者にとってより魅力的な体験となり
キャリア形成にとって魅力的な選択肢になることが、
日本における様々な課題を解決することは、
同じ文脈で捉えることができると思います。
日本でも農福連携
など、様々な取り組みが行われています。
このレポートから、
農業部門に従事することが、
若者のキャリア形成にとって
魅力的となること、
という視点も重要なことがわかります。