環境省 「令和7年度生物多様性保全推進交付金(生物多様性保全推進支援事業)」
生物多様性は地球規模の社会課題ですが、
それを維持するためには、地域単位での取り組みが重要です。
各地域に固有の特定の種を保護するということだけでなく、
外来種を持ち込まない等、
地域住民に生物多様性の重要性を知ってもらうということも
大きな意義があります。
地域生物多様性増進法、生物多様性国家戦略2023-2030で
地方公共団体
事業者
民間団体
地域住民
等の多様な主体の連携・協働による活動の促進が必要とされ、
地域に生物多様センターが設立されるなど、
生物多様性の保全に向けた地域の取り組みが進んでいます。
今回交付金が採択された事業を見ると、
生物多様性保全のための取り組みには本当にいろんな内容があり、
私たち一人ひとりができることは、
決して少なくないことを感じます。
守るべき多様な自然は、
湿地や森林などの地方だけでなく、
都市部にも、工業地帯にも、
自宅の庭にも存在しています。
近くの田んぼにいるドジョウが地球環境保護のために
果たしている役割を知ることが、
持続可能な社会を実現するための
最初の一歩かも知れません。
国土交通省 「令和7年度 居住サポート住宅改修事業」
居住サポート住宅とは、
居住支援法人等が大家と連携して
単身高齢者等の要配慮者に対して
安否確認や見守りを行い
生活・心身の状況が不安定化したときの
福祉サービスへのつなぎ
を行う住宅をいいます。
高齢者、障害を持つ方、難民、生活困窮者等の
住宅確保要配慮者の自律支援と
空き家等を賃貸物件として有効に活用することの
2つの目的があります。
改正住宅セーフティネット法に基づき、
居住サポート住宅としての改修費には、
補助が行われます。
社会福祉事業への社会的なニーズは高まり続けています。
こういった補助事業は、
社会福祉に関わる人々の裾野を広げることを
可能にするものであると思います。
農林水産省 「農業界とスポーツ界との連携に関する勉強会(第1回)」
農福連携が推進され、
社会的な認知度も高まっていますが、
アスリートのセカンドキャリアとしての
「アス→ノウ」プロジェクトも始まっています。
アスリートの方にとって、
頂点を極めることだけが、
選択肢ではないと思います。
頂点を目指しながらも、
別のキャリアの選択肢の
明確なイメージがあると、
競技人口も、競技をする人たちの心持ちも
変わってくるかも知れません。
にっぽんが元気になるプロジェクト
の一つだと思います。