Setting the Table 2025年8月20日

環境省
令和7年度プラスチック資源循環に関する先進的社会実装モデル

プラスチック資源循環促進法は
プラスチック製品の
設計から廃棄物処理まで、
ライフサイクル全体で
資源循環を促進することを
目的としています。

今回採択された
8つの社会実装モデルを
見ると、
「ライフサイクル全体で」
がどういう意味を持つか、
よく理解することができます。

  1. 地捨地消
  2. 回収ルートに応じた最適な収集運搬方法の分析
  3. アパレル業界に特化した資源循環プラットフォーム
  4. ペットボトル回収に宅急便ルートを活用
  5. 大規模オフィス内でのリユースカップ導入
  6. 建築工事現場でのケミカルリサイクル
  7. 化粧品容器の水平リサイクル
  8. 離島における小型分散型資源循環

これらの内容を見ると、
すべての人が当事者となって、
知恵を絞って、
プラスチック資源循環について
何ができるか考え、
取り組むことができると思います。

プラスチックのライフサイクルに
何かしら関わっている企業が
すべて資源循環という観点から
取り組みをスタートしたら、
全体としての効果は
とても大きいものになると思います。

また、8の離島における資源循環は、
離島だからこその課題を
このモデルによって解決したら、
そのまま他のエリアに
展開できる内容と思います。

2022年に制定された
プラスチック資源循環促進法が
社会に根付き、
社会に好循環をもたらし始める
タイミングと思います。