Setting the Table 2025年11月17日

World Economic Forum
What does a successful COP30 look like? 5 climate leaders share their calls to action

11月10日から21日までCOP 30が開催されています。

COP 30はパリ協定の発効から10年の節目となります。

パリ協定は以下のような内容を法的拘束力のある合意として定め、京都議定書から各国間で協議を重ねてきた枠組みとして画期的な内容となりました。

  • 途上国を含む全ての主要排出国が対象となったこと
  • 世界共通の長期目標として2℃目標を設定し1.5℃に抑える努力を追求することを合意したこと
  • 削減目標を5年ごとに提出・更新すること含め、すべての国が共通かつ柔軟な方法で実施状況を報告し、レビューを受けることに合意したこと


そしてCOP 30では、枠組みとしての合意からビジネスへの実装段階になることが期待されています。

一方でアメリカのトランプ政権はパリ協定を離脱し、COP 30にも政権としては不参加となっています。

このCOP 30が開催真っ最中の今、
World Economic Forum・CDP・We Mean Business Coalition・AFPAT・COP30 Championといった、国際機関の五人のリーダーがCOP 30に向けての展望を述べています。

気候変動対策についての地球規模の取組みをビジネスレベルで実装していくにあたって政治的な枠組みが果たしていかなければならないことは多数あります。そういった実装段階に向けての具体的なプランについて、アメリカのプレゼンス不在の中、COP30がどのようなアウトプットとして提供してくれることになるでしょうか?

引き続き目が離せません。