Setting the Table 2025年11月28日

経済産業省
「ART&BUSINESS AWARD 2025」

ART&BUSINESS AWARDはアートを起点とした課題解決や経済的価値等を創出した企業を表彰する取組です。

以下の5つの分野からなります。

<コーポレートストラテジー>

アートの有する価値を活用して企業戦略・体制の構築、実行、発信など経営領域で新たな変化を起こした企業

  • アートの有する価値を活かした類を見ない ユニークな取組か 
  • 経営レベルで目標・指標の設定を行い、企業内外に大きな変化をもたらしているか 
  • 単発ではなく継続的な取組となっているか 
  • ステークホルダーや社会に対して取組を信できているか 

2025年Honoree : カルチュア・コンビニエンス・クラブ「CCCアートラボ」

<アートコラボレーション>

アート・アーティストとの共創を通じて事業の高度化など新たな経済的価値を創出した企業・プロジェクト 

  • アートの有する価値を活かした類を見ないユニークな事業内容か 
  • アーティストや関連団体・機関等との間にWin-Winの共創ができているか 
  • プロジェクトの経済的価値(既存事業の高度化、顧客との関係強化、新規顧客獲得等) 
  • 単発ではなく継続的な事業となっているか 

2025年Honoree:太宰府天満宮「太宰部天満宮 仮殿」

<ニューアートビジネス>

アートを起点とした事業創造などを通じて新たなビジネスモデルを創出した企業・プロジェクト 

  • アートの有する価値を活かした類を見ないユニークな事業内容か 
  • 事業としての新規性があるか
  • プロジェクトの経済的価値(収益性、エンゲージメント〈参加者数、SNS等〉、将来性等) 
  • 単発ではなく継続的な事業となるための計画や構想があるか 

2025年Honorees
エイベックス・クリエイター・エージェンシー 「MEET YOUR ART」
ヘラルボニー 「HERALBONY」

<ローカルインパクト>

地域特性を活かしたアートに関わる取組を通じて地域における経済的価値を創出した企業・プロジェクト 

  • アートの有する価値を活かした類を見ないユニークな取り組みか 
  • 地域資源を活かした事業内容であるか 
  • 地域経済活性化に寄与しているか(新事業・新産業創出、雇用創出、観光客など関係人口の増加等) 
  • 単発ではなく継続的な事業となっているか 

2025年Honoree : ジンズホールディングスおよび田中仁財団「アートをかつようした群馬県前橋市の地域創生」

<アートマーケット>

企業活動におけるアート作品の購入等を通じて日本のアート市場拡大に貢献した企業 

  • アートマーケット拡大に対するインパクトはあるか 
  • 購入した作品を有効に活用しているか 
  • その事実を対外的に公表しているか 
  • 日本人作家の国際的評価向上等の作品購入による波及効果はあるか

2025年Honoree : 東京建物「Brillia Tower 堂島」

<特別賞>

2025年Honoree : ベネッセホールディングス「ベネッセアートサイト直島」

【所感】

「人」を中心に置き、人の感性を重視する手法が経営において重視されるようになっています。
ハードウェアやソフトウェアのような考え方ではなく、アートやデザインの考え方で洗練されたビジネスを実現することは率直にかっこいいと感じます。

デザインの地方をブランドの構築やイノベーションの創出に活用するデザイン経営が注目されてきており、中小企業がデザイン経営を実装して成功する事例も多数出てきました。

ART&BUSINESSについては、デザイン経営よりもさらに領域が広く、多様なアウトプットがありうると思います。
とがった個性に基づいて、感性に訴える特有の価値を提供する会社が増えると、より多様でワクワクする社会になると思います。