RE100

<RE100とは>

企業が自らの事業の使用電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的なイニシアティブです。

<RE100技術基準とは?>

再生可能エネルギーを調達したり、RE100目標達成に向けた進捗状況を定める際に遵守するルールです。

  • 再生可能エネルギー資源の定義
  • 再生可能電力の使用に関する見解の客観的な信頼性
  • 組織内部での再生可能電力消費目標の境界線
  • 再生可能エネルギーの実質的な消費の定義
  • 第三者機関による検証の要請
  • 再生可能電力調達におけるインパクトの特定

<再生可能エネルギー資源>

  • 風力
  • 太陽光
  • 地熱
  • 波力・潮力
  • バイオマス
  • 水力

RE100においては水素はエネルギー資源として位置付けられておらず、エネルギー貯蔵の手段として位置づけられているため上記には含まれません。

<再生可能エネルギー調達のタイプ>

  • 自社所有施設による自家発電
  • 直接調達(発電事業者と直接契約)
    • フィジカル
    • 仮想
  • 電力供給事業者との契約
    • プロジェクト別
    • 小売供給契約
  • 電力と分離されたエネルギー属性証明(EACs)の調達
  • 受動的調達
    • エネルギー属性証明(EACs)によって裏付けられた系統がデフォルトで再生可能エネルギーを供給
    • 再生可能可能エネルギー配分を行う仕組みはないが、95%以上の系統でデフォルトで再生可能エネルギーを供給

<報告事項の概要>

  • 報告対象年度
  • 報告範囲
  • 事業対象国/地域
  • 再生可能エネルギーについて供給業者との連携内容と供給業者のエンゲージメント
  • 環境パフォーマンスデータ算出のための選択したアプローチの詳細
  • Scope1排出量の検証と関連する証明書
  • Scope2排出量の検証と関連する証明書
  • 総消費電力
  • 自家発電による電力の総消費量(国・地域別)
  • 再生可能エネルギー購入量(国・地域別)
  • 再生可能エネルギー調達戦略が事業展開国・地域において直接的・間接的にどのように貢献しているか
  • 再生可能エネルギーの調達のおける障壁や課題
  • 低炭素エネルギー消費量または生産量の増加・維持に関する目標の詳細