国土交通省
優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG)
日本の都市は緑地の充実度が低く、しかも減少傾向にあります。
緑地が持つ機能は重要であり、民間事業者による緑地確保の取り組みを国土交通大臣が評価認定するTSUNAG制度が創設され、運用されています。
<優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG)とは>
都市緑地法に基づき、民間事業者等による良質な緑地確保の取組を、国土交通大臣が気候変動対策・生物多様性の確保・Well-beingの向上等の「質」と緑地の「量」の観点から評価・認定する制度
<対象>
緑地を含む敷地全体が認定対象の区域となり、区域における緑地面積1,000m2以上、区域に占める緑地面積10%以上の事業が認定対象
<認定ランク>
緑地面積や緑地割合等の要件を満たした上で、合計150点満点のうち、50点以上を得た事業が認定。
認定されたものは、緑地の質・量の両方の評価レベルに応じて3段階でランクが付与される。
<計画期間・更新等>
計画期間は5年とし、希望すれば審査を経て更新が可能。
1年ごとに事業者の定期報告が必要
<メリット>
対象区区域の緑の価値の見える化や社会的指示の獲得以外に、国による補助金等の活用があります。
今回、日本政策銀行のDBJ Green Building認証においてTSUNAG認定が位置づけられたので、DBJ Green Building認証での評価を高めることも可能となりました。
<所感>
民間事業者の環境対応は、規制を守るという守りの対応から、国の優遇、社会の評価、金融機関の優遇金利などを得るための攻めの対応に大きく変わってきています。
一つひとつのメリットがたとえ大きくなくても、それらがまとまると非常に大きな違いとなります。
まずは、環境対応にどのような制度があるのか、よく知ることが必要です。
2050年カーボンニュートラル実現に向け、国は任意アプローチ含めた、民間事業者による自主的な環境対応に対する優遇の枠組みの整備をより一層強化していくと思います。
環境関連法への体系的アプローチの重要度はすべての業界で、高まっていくはずです。